2023年8月29日、ジャニーズ事務所が設置した
外部専門家による再発防止特別チームが調査報告書を公表、
同日16時から会見を開いた。
■再発防止特別チーム調査報告会見
■被害者の訴え
■記者からの質問
■BBC告発のガーシーは今？
報告書によると、ジャニー喜多川氏は
1950年代、60年代に性加害をおこなって以来
ジャニーズ事務所においては
1970年代前半から2010年代半ばまで
多数のジャニーズJr.に対して、長期間に渡り広範に
性加害を繰り返していた事実が認められたとした。
ジャニー喜多川氏には
20代から80代まで「個人的性嗜好異常」が認識されたという。
また、メーリー氏は1960年代には知っていたと思われるが
ジャニーズ事務所を守るために隠蔽。
1970年代には、芸能界でも周知の事実となっていた。
1980年代には暴露本や文春の記事にもなり
芸能界もメディアも認識していたが、見て見ぬふりをしていた。
ジャニー氏の少年に対する性加害は
同族経営と芸能界、マスメディアの沈黙が
被害を拡大させたとみられるという。
ジャニーズ事務所については
子どもの人権を擁護する意識が希薄であったとし
今後は同族経営を見直し、内部告発できる組織を作る。
人権方針を国内外に公表し遵守する。
組織として性加害を認め、真摯に謝罪する。
同族経営の弊害が被害を大きくさせたため
ジュリー氏の社長辞任を求めるとした。
しかし再発防止特別チームにその強制力はないそうだ。
再発防止特別チームの提言
・被害者救済措置委員会を立ち上げ補償する
・補償金額は知見ある専門家の意見を聴く
・被害者に法律上の証言を求めるべきではない
・民法上、時効が成立していても救済すべき
被害者は41名、現役のタレントは2名というが
実際はもっと多いと思われる。
被害者は
フラッシュバック
トラウマ
性機能不全他、深刻な状況であるという。
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ファンとしては、自分が推しているタレントがどうなのか
気になるところだろう。
中には、告発した元ジャニーズJr.に対し
SNSで誹謗中傷する熱狂的なジャニーズファンもいるそうだ。
だがもし自分の子供や兄弟が性被害に遭っても
子供や兄弟を責めることをするのだろうか。
個人的性嗜好異常者によって人生を狂わせられた被害者になっても・・
・広報として活動していた白波瀬氏に責任はないのか？
同族経営が被害を拡大させた。広報であった白波瀬氏には
そこまでの権限はなかった
・メディアの沈黙が、被害を長期化させたという認識があるのになぜメディアを調査しないのか？
再発防止特別チームにはそこまで調査する立場にない
・エンターテイメント界に性加害やセクシャルハラスメントが土壌にある事がわかっているのになぜ踏み込まないのか
再発防止特別チームにはそこまで調査する立場にない
・林さんにお尋ねします。BBCの放送で全世界に広まったが、岸田総理は国として性加害調査や人権問題について何も触れないが、元検事総長として国に提言はしないのか？
そのような立場にない
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外部専門家による再発防止特別チームメンバー
(2023年7月ジャニーズ事務所発表)
・林 眞琴（はやし まこと）
令和4年に検事を退官し、現在、弁護士。
・飛鳥井 望（あすかい のぞむ）
公益社団法人全国被害者支援ネットワーク理事、
公益社団法人被害者支援都民センター理事長。
・齋藤 梓（さいとう あずさ）
臨床心理士、公認心理師、博士（心理学）、
上智大学総合人間科学部心理学科 准教授。
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三浦春馬さんのファンは覚えているだろうか？
林検事総長に春馬さんの事件の再調査依頼の手紙を送ったことを。
そもそもこのジャニー喜多川氏による性加害問題を最初に取り上げたのは
ガーシーこと前参議院議員東谷氏である。
ガーシーがBBCに告発しなければ、ジャニー喜多川氏による性加害は
こうして表沙汰になることはなかっただろう。
未成年者に対する性加害、エンターテイメント界、マスメディアの闇が
明るみになったのだ。
国会で寝ている議員より
ガーシーの社会に対する貢献度は高い。
そのガーシーの弁護人は8月25日、
東京地裁に3度目の保釈請求をしたという。
2度の保釈請求が認められなかったのだ。
ガーシーに暴露されたら困る芸能人や著名人、
政治家が多くいるということだろうか。
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