五代友厚どちらが好み？「青天を衝け」ディーンフジオカ VS「天外者」三浦春馬

朝ドラと同じ役で大河に登場するディーンフジオカ
5月9日の放送で、再び五代友厚を演じるという

「青天を衝け」ディーンフジオカの『五代友厚』

　NHK大河オンラインより
プロフィール
生年月日：1980年8月19日
本名：藤岡竜雄
アミューズ所属
モデル・俳優・シンガーソングライター
福島県出身　既婚

2015年朝ドラで「五代友厚」を演じたが
今回の大河「青天を衝け」での「五代友厚」は
少しワイルドな雰囲気だそう

ディーンフジオカ　インタビュー
「こういう形で同じキャラクター、偉人を演じさせていただくのはすごく光栄」

早くもネット上では「五代様」を楽しみにする声があがっている

みなさんは
そもそも「五代友厚」という人物をご存じだろうか

『五代友厚』という人物

薩摩藩士であり、幕末から明治にかけて
新しい日本の礎を築いた人物である

「西の五代、東の渋沢」

と言われている

五代友厚　享年49歳

新たな時代になった明治に
大久保利通に送った手紙の内容は時代を超えて通じるものがある

上に立つ者の心五か条
一、愚説愚論だろうときちんと最後まで聞いてあげること。
二、自分より地位の低い者が自分と同じ意見なら
　　その人の意見として採用すること。手柄は部下に譲ること。
三、頭にきても怒気怒声を発しないこと。
四、事務上の決断は部下の話が煮詰まってからにすること。
五、自分が嫌がっている人にも積極的に交際を広めること。

国営のために私財を投じ
没後には莫大な借金が残されていた無私の実業家である

大阪商工会議所や大阪証券取引所を設立し
近代日本経済の基礎を作る

「大阪の恩人」として世に名を残したが
不当な払い下げの汚名を着せられ
その功績は歴史に埋もれていた

のちにその事実は誤りであることがわかったが
訂正されなかった

いっぽう

渋沢栄一は
91歳の長寿であったため
数々の業績を残し「日本資本主義の父」と呼ばれた

「五代友厚」が
再び大河ドラマでも取り上げられることは
喜ばしいことである

またその役を主婦層から人気の
ディーンフジオカが演じることでさらに話題になっている

「天外者」三浦春馬演じる『五代友厚』

プロフィール
生年月日：1990年4月5日
本名：三浦春馬
元アミューズ所属
俳優・歌手
茨城県出身
主な出演作
ドラマ　ブラッディマンデイ・サムライハイスクール・ラストシンデレラ・オトナ高校など
映画　　キャッチアウェーブ(デビュー作)・君に届け・アイネクライネナハトムジークなど
舞台　　ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII・罪と罰・キンキーブーツなど

2020年12月11日　三浦春馬主演『天外者(てんがらもん)』が公開された
三浦春馬さんが五代友厚を演じた最後の主演映画だ

田中光敏監督の「五代友厚を演じるのは三浦春馬しかいない」という
2年越しの熱いオファーがあって実現した

三浦春馬はこの撮影に臨むにあたり
殺陣、漢詩、故事成語の勉強をしていたと監督談

しかし完成後、配給会社が決まらず公開が危ぶまれたが
配給会社としてよちよち歩きの「ギグリーボックス」が手を挙げてくれ
2020年12月11日に公開の日を迎えたのだ

しかしながらそれは先見の明があったと言える
三浦春馬さんの魂の演技が口コミで広がり
5か月経った現在もロングラン上映が続いているのだ

また、5月7日には台湾で上映が始まり
13日～23日には『ハワイ国際映画祭招待』上映が決まっている

そして忘れてはならないのが『五代友厚プロジェクト』
「五代友厚」を愛する一般の方々の想い・・
「五代友厚」その功績・人物に光を当てたいと研究調査し
映画制作に向けてのプロジェクトが始まったことだ

その想いから映画化されたのである

中には私財を投じた方もいるという
「五代友厚」はそこまで魅力的な人物なのである

映画タイトルの
『天外者(てんがらもん)』とは
薩摩では、すごい才能の持ち主の事を指す

五代徳助(のちの友厚)は幼少のころから
その才能を見込まれて
藩主島津斉彬より「才助」という名を授かる